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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第1話 序章

イタオ「 まいったな〜 (/´△`\) イタズラがバレて、家を追い出されてしまったよ…」ズラ子「私も追い出されちゃったわ… おまんじゅうの中に、ワサビを大量に入れておいただけなのに… たったそれだけのことで家を追い出すなんてヒドイと思わない?」イタオ「それは、やり過ぎだろ!(笑)」ズラ子「じゃあ、アンタは何をして追い出されたのよ」イタオ「オレは父ちゃんの育毛剤の中身を、脱毛剤に入れ替えておいただけだよ」ズ...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第2話 似て非なる世界

家に帰れない2人は、親に見つからない山奥で、宇宙船泊をしていた。ズラ子「私たち、もう1ヶ月も山奥暮らししてるのよ! そろそろ飽きてきたわ!」イタオ「うむ… 確かに山奥じゃイタズラをする相手もいないし、娯楽も無いもんな〜」ズラ子「そろそろ家に帰ってみる? それともまた他の星に行く?」イタオ「よし! ではもう一度ちきゅきゅに行ってみようぜ!」ズラ子「あそこは危ないわ! また、いきなり戦闘機で襲ってくるか...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第3話 元々は1つだった

父「ちきゅきゅは、元々は5次元惑星だった。全ての物を分かち合い、豊かで平和に暮らす楽園のような世界だった。だが、ある時に他の星から異星人がやって来た。技術の上では当時のちきゅきゅ人の、遥か先を行っていた彼らは不思議なテクノロジーを見せ、自分たちは神だと名乗ってカルト宗教を作り、ちきゅきゅ人たちを支配し始めた。疑うことを知らなかったちきゅきゅ人は、その全てを鵜呑みにし、奴隷のように従い続けた。イタオ...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第4話 大人対子供

その後、イタオとズラ子の2人は、ちきゅきゅへ何度も通っているうちに、友達が徐々に増えてきた。イタオ「やっぱり子供は、どこの星でも変わらないんだね。一緒に遊べば、すぐに打ち解け合えるもんね♪」ズラ子「そうね… みんな純粋で良い子ばかりだわ」イタオ「ちきゅきゅの問題の多くは、やっぱり大人たちにあるよね。1つの星のシステムや習慣しか知らないことが、隷属化や所有や対価、競争などの旧い習慣を、いつまでも引きずっ...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第5話 異星留学始まる

参加者の多くは憤慨して帰ってしまい、交渉はモノの見事に失敗に終わった。イタオ「父ちゃん、ゴメンよ… せっかく父ちゃんが集めてくれた参加者たちを怒らせてしまった… オレは父ちゃんの顔に泥を塗ってしまったよ…」父「そんなこと気にするな! パンツにメンソレータムを塗られた時よりもマシだ! ガハハ…(笑)」イタオ「ハハハ…(笑)」ズラ子「キャハハハ…(笑)」父「それに、一度や二度の失敗くらい、どうってことは無い...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第6話 女性性の覚醒

イタオ「高橋君から聞いて興味を持ったということは、ゆきこちゃんも宇宙船の原理について学びたいのかい?」ゆきこ「いいえ。私はお料理を学びたいの。宇宙人がどんな物を食べているのか興味あるし」イタオ「そうか〜 分かった! でも食べ物自体は、ほとんど同じ物を食べているよ。でも製法やその他はかなり異なるけどね」ゆきこ「うん! じゃあそれを学んでみたいわ!」イタオ「よし! じゃあ、ゆきこちゃんの都合の良い日に...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第7話 政治の無い世界

イタオとズラ子は、いつもの場所で待っていると、1人の男の子が駆け寄って来た。タッタッタッ…男の子「オーイ イタオ〜」イタオ「やぁ! え〜と… え〜と… う〜んと…」男の子「まさか… 僕の名前を忘れたのかい? ノブオだよ!」イタオ「も、もちろん覚えているとも! ノブオのことは片時も忘れたことなどないよ(汗)」男の子「( ̄ー ̄)ニヤリ 引っ掛かったな… ホントはヒロキだよ。アハハ…(笑)」イタオ「う… ハメられた…...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第8話 愛のある世界には法律は存在しない

ズラ子「さぁ! 着いたわよ」男の子「ちょっ! ちょっ! ちょっ! ちょっと待ってよ! いくら何でも省略し過ぎじゃね?(笑) ヒロキの回よりも、更に手抜きしてね? 僕まだ名前すら言ってないんだけど…」ズラ子「どうやら作者のイタズラ心が、ウズいてきたみたいね。フフフ…(笑)」作者「((o(^-^)o))ウズウズ」男の子「せめて名前と、留学の目的くらいは言わせてよ(笑)」イタオ「どうぞ」男の子「僕はトオル。将来は司...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第9話 病気とは治すものではなく、解決するもの

女の子「私はサトコ。将来はお医者さんか、看護師さんになりたいの。人を治したり、癒やしたりしたいの」イタオ「それは素晴らしいことだけど、ノーテンキ星には医者も看護師もいないんだよ…」サトコ「!?(゚〇゚;)ええっ?」イタオ「病気は治すものではなくて、解決するものだからね。すでに解決し終わったノーテンキ星には医者も看護師も存在しない…」ズラ子「でも、病気の無い世界を知ることで、病気のある世界の間違いに気付くと...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第10話 自立した世界には宗教もスピも存在しない

女の子「私はチエ。宗教やスピリチュアルなどの精神世界について学びたいの」イタオ「ノーテンキ星には、宗教もスピリチュアルも無いんだよ…」チエ「!?(゚〇゚;)ええっ? そんなに遅れた世界なの?」イタオ「いやいや… その逆だよ(笑) ノーテンキ星も、更に進化した世界のプレアデスにも、そういうものは存在しない。なぜなら人は進化するほど、誰かに教えを乞(こ)うことはしなくなるものだからね」ズラ子「大学教授は、5歳児...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第11話 交換留学が始まる

それから数カ月の月日が経ったある日のこと…「お〜い!」「イタオ〜♪」「ズラ子〜♪」ワイワイ♪… ⁽⁽(ી₍₍⁽⁽(ી( ˆoˆ )ʃ)₎₎⁾⁾ʃ)イタオたちがいつもの場所で待っていると、これまでの留学経験者たちが一斉に現れた。イタオ「やぁ! 今日はみんな揃って、どうしたの?」みんな「親たちが、どんどん留学に行ってきなさいって催促するんだよ(笑)」ズラ子「なんでまた、急に180度変わったのかしら」みんな「あれからボクたちは、みんな...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第12話 遅れているのではなく、別の部分が進んでいる

トゥルルル… トゥルルル…  ズラ子「ん? イタオから電話だわ… ピッ もしもし…」イタオ「オレは当分、家に帰れそうもない… しばらく、お前んちに泊めてくれ」ズラ子「またイタズラして家を追い出されたの?」イタオ「なんで分かった?」ズラ子「そりゃ分かるわよ! 毎度のことだもん。 でもウチも無理よ。私もついさっき追い出されたばかりだもん(笑)」イタオ「お前もかよ! お前も毎度のことだな!(笑)」ズラ子「ち...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第13話 遊びに勝る勉強なし

2人がプレアデスに来てから、もう3か月が経とうとしていた…イタオ「プレアデスは居心地が良いから、ついつい長居してしまうよな〜」ズラ子「うん。でもあまり甘えてばかりでは迷惑になってしまうから、そろそろ帰った方がいいかもね」イタオ「そうだな… 父ちゃんの反抗期もそろそろ終わっただろうから帰ってみるか〜」ズラ子「アンタが怒らせたんでしょ!ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ* )ゲラゲラ」イタオ「でもその前に、まずはちきゅきゅに行ってみよ...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第14話 グダグダRPG

冒険の日、当日の朝…イタオ「では、今から出発するけど、冒険には危険が付き物だから充分に注意してね。現実は死んでも教会で復活したりはしないし、ケガをしても薬草やホイミでHPが回復したりはしないからね(笑)」みんな「そのくらい分かってるさ! ハハハ…(笑)」イタオ「それと、人の家に勝手に入って、タンスやツボの中にある物を盗ってはダメだからね」みんな「それも分かってるってば! ハハハ…(笑)」イタオ「それと...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第15話 真実は心が知っている

イタオたちは、子供たちの夏休み期間を利用して、留学や冒険にたくさん連れて行ってあげた。そのお陰で、子供たちもイタオたちも一回り成長していた。交流しているうちに、もう出身惑星の違いなど関係なくなるほどに、すっかり心を許し合える間柄になっていた。その夏休みも、もう終わりに近付いていたある日、いつもの場所で、みんなと談笑をしているイタオたちの姿があった。……………………イタオ「考えてみたら、夏休み中は留学や冒険...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第16話 常識とは眠った人の宗教である

プリン「どんなことも、原点に帰って考えるとシンプルで分かりやすくなるから、まずは原始時代まで遡(さかのぼ)って、一から考えてみましょうね」みんな「は〜い( *´ᗜ`* )/」プリン「今ここには10人いるでしょ? 私たちが最初の人類だとして、この10人だけで暮らすと想像してみてほしいの」みんな「ふむ…(´-`). ... oO(想像中)」プリン「ここは、まだ何にも無い世界よ。まずは生きるために必要なものは何だと思う? 政治?...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第17話 1人の夢をみんなで叶える世界

プリン「長老! みんなに評議会システムについて教えてあげて!」プリンは、なんと! 空に向かって話しかけていた。みんな「プリン! 誰と話してるの?」プリン「空間と話してるの。長老は空間と同化した存在だから、どこにでもいるのよ」みんな「(๑• . •๑)キョトン?」プリン「人間を卒業すると、肉体が無くなって半霊半物質になるの。すると、半神半人になってしまうの。分かりやすく言えば、神に近い存在ね」長老「では皆さんを...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第18話 最初のちきゅきゅ留学

イタオは、ノーテンキ星にある、とある会場を貸し切り、ちきゅきゅへの留学希望者を募(つの)る説明会を開いていた。イタオ「え〜、本日はお越しいただき、誠にありがとうございます。ちきゅきゅ人と我々は、元は同じ民族なので、とても多くの共通点があります。そして、我々とは違う分野が大きく発展している惑星でもあります。古代に袂を分かつことになり、別々の道を歩んできたことが、2つの個性ある文明の誕生へと繋がったの...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第19話 誰も従わなくなった時、権力の全ては無効になる

イタオ「みんな〜! 今日はプリンからプレゼントを預って来たよ!」みんな「わ〜いᐠ(∗ᵔᗜᵔ∗)ᐟ」中を開けてみると、薄い円盤状で透明なガラスの板のような物だった。みんな「これ、なんだろ〜 キャンディかな〜」ズラ子「それは記録媒体よ。DVDのディスクのようなものね。【プレアデス解放物語】と書いてあるでしょ?」みんな「ええ? じゃあプレーヤーが無くちゃ再生出来ないじゃん」イタオ「それなら大丈夫! そのディスクに手...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第20話 ちきゅきゅの文化

ワイワイ… キャピキャピ…今日は、前回の紅葉狩りに引き続いて、イタオとズラ子の2人は、ちきゅきゅの文化について、みんなから教わっていた。今回は芸能やスポーツ、グルメなどの多岐に渡る大衆娯楽の分野だった。だが… イタオの、あまりのトンチンカンぶりに、みんなは手を焼いていた………………………みんな「ねえねえ! じゃあ、スマップ知ってる?」イタオ「ケチャップなら知ってるけど、スマップはまだ食べたこと無いから分からな...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第21話 プリンへのお返し

今日も、いつもの場所で、いつものメンバーが集まって談笑をしていた。みんな「ねえねえ! イタオ〜 プリンに、こないだのディスクのお礼をしたいんだけど、何をあげたら喜ぶかしら?」イタオは、声のオクターブを上げ、プリンのモノマネを始めた。イタオ「まあ! お礼なんていいのに〜 プレアデスでは、誰かの幸せは自分の幸せ。 誰かの喜びは、自分の喜びだから、あなた達が幸せなら、それが何よりのプレゼントよ! ………お...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第22話 お金は無駄製造機

今日は、みんなでノーテンキ星の街を散策しにやって来た。みんな「ホント、ちきゅきゅの街とソックリよね〜。 プレアデスへ行くと、明らかに他の星に来たと分かるけど、ここはちきゅきゅにいるのと変わらないものね」イタオ「一見、そう見えるけど、よく見れば様々な違いがある事に気付くと思うよ。ではそこにある配給所に入ってみようか」みんな「配給所? 家電量販店に見えるけど…」イタオ「うん! その通りだよ。ここは主に...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第23話 3次元の盲点は状態保存則

みんな「次は、他の場所も見てみたいわ♪」イタオ「うん。どこでも好きな所を見ていいよ( ˆᴗˆ )」一行は、家電量販店を出て、再び街を歩き始めた。……………………しばらく行くと、大きな娯楽施設が見えてきた。みんな「あれ? もしかしてボーリング場?」ズラ子「そうよ。ちきゅきゅにも、同じものがあるわよね」みんな「本当よく似てるわね〜 入ってみたい♪」イタオ「うん! では入ってみようか」……………………中に入ると、何組かの利用者...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第24話 愛は心の接着剤

みんな「次は、動物園や水族館を見てみたいわ♪」イタオ「ここには、どっちも無いんだよ…」みんな「(;゚Д゚)エエー この星では、動物や魚が好きじゃないの?」イタオ「大好きだよヽ(♡´∀`♡)ノ… 大好きな存在を、狭い所に閉じ込めて見世物なんかに出来ないだろ?」ズラ子「自由な世界には、他者の自由を奪うものなんて何も無いのよ。そして自由を奪う権利なんて、誰にも無いの」イタオ「自分が同じ扱いを受けたら、嬉しいかい? オリに...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第25話 見た目より本質

プリン「みんな〜 この辺でお茶にしましょう♪」みんな「(*´▽`)ノ ハーイ♪」ワイワイ… キャピキャピ………………………みんな「( ˘ω₍˘ )ムシャムシャ… 美味しい!」「うん! 美味い«٩(*´∀`*)۶»」イタオ「(๑´ㅂ`๑)ŧ‹"ŧ‹"… ん? これは… 全部手作りだね?」プリン「ええ、そうよ。人をもてなす時は、レプリケーターで済ますことは、しないものなの。機械では、愛のエネルギーが乗らないからね」ゆきこ「以前、ズラ子もそう言っていたわよね!」ズ...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第26話 海中散歩

みんな「ねえねえプリン! プレアデスでは、海産物は食べないの?」プリン「魚とか貝とか、命を奪うものは食べないわ。海水を加工して食べ物にする技術は、かなり昔からあるしね。あとは、実を付ける植物がいくつかあって、それをいただくことはあるわ。他には、哺乳動物のミルクを貰ったりね。大体こんなところかしら」みんな「食べてみたい〜♪」プリン「ここから割りと近いから、行ってみる?」みんな「行く行く〜♪ ᐠ(∗ᵔᗜᵔ∗)ᐟ...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第27話 宇宙人には難しい話し

ちきゅきゅに戻ったみんなは、プレアデスでの思い出話しに花が咲いていた。ワイワイ… キャピキャピ………………………みんな「プレアデスの海キレイだったわね〜」「(o^-^)o ウンウン♪ また行きたいね〜」「やっぱり、他の世界を知ることって大切なのね〜」イタオ「(o^-^)o ウンウン♪ 未知を知ることで、人は頭も心も豊かになっていくからね!」みんな「それならイタオも、少しはちきゅきゅの文化を覚えた方がいいわよ!」イタオ「う、うん…(^_^;...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第28話 イタオの歌唱力

今日は、ちきゅきゅの文化を学ぶために、みんなに連れられてカラオケハウスにやって来た。……………………みんな「ここが受付よ」イタオ「受付?」みんな「そうよ。ところでイタオたちは、お金持ってるの?」イタオ「お金? 歌を歌うのに、お金が要るの?(゚Д゚;)」みんな「うん」イタオ「どうしよう… お金無い…」みんな「オゴってあげたいけど、ちょっと足りないわ…」「僕も、自分の分くらいしか持ってない…」「私も、無理だわ…」イタオ...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第29話 視点を変えれば眠りから覚める

🛸 ヒュン… ヒュン…今日はみんなを乗せて、宇宙船で遊覧飛行を楽しんでいた。高い上空から見るちきゅきゅは、とても美しかった。🌍ワイワイ… キャピキャピ…高橋「ちきゅきゅは、青かった…」イタオ「それ! 知ってる! マーガリンのセリフだよね?」高橋「ガガーリンだよ」イタオ「そ、そか…^^;」みんな「アハハ…ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ∗)」みんな「でも、ホント青くてキレイね〜✩.*♪(o´∇ `o)♪.*✩」「ちきゅきゅって、こんなにも素晴らしい所だ...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第30話 30禁惑星もあった

ワイワイ… キャピキャピ…今日も、いつもの場所でみんなで談笑していた。……………………みんな「ねぇねぇ… 18禁指定されている星って、ちきゅきゅの他にもあるの?」ズラ子「うん。結構あるわよ」みんな「そうなんだ〜 じゃあちきゅきゅが特別遅れている惑星というわけでは、ないんだね?」ズラ子「うん。全然そんな事はないわ」イタオ「以前に、面白半分で行ってみた30禁惑星はスゴかったよな? ズラ子」ズラ子「ああ… あそこは2度...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第31話 なることを目的とするとイス取りゲーム社会になってしまう

ワイワイ キャピキャピ………………………みんな「今日は学校で、将来の夢についての作文を書かされたの」イタオ「そうなんだ〜 ちきゅきゅの子供たちは、どんな夢を持つ人が多いの?」みんな「スポーツ選手や芸能人やユーチューバーになりたいという人が多いわ」イタオ「やっぱりね… 何かになることを目的としているんだね」みんな「え?… 何かになることを夢というんじゃないの?」イタオ「オレたちの星では、なることを夢とする人は1...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第32話 創造することをやめた世界

ワイワイ キャピキャピ…今日もいつもの場所に集まり、みんなで談笑をしていた。……………………みんな「しかし、このあいだ行ったメンドク星はスゴイ星だったね〜」ズラ子「ホント面倒くさい星よね(笑)」みんな「あの星以上の星なんて、そうそう無いんじゃない?」イタオ「いや、まだまだあるよ」みんな「(;゚д゚)え?…」ズラ子「以前に行った50禁惑星は、もっとスゴかったわよ」みんな「50禁惑星?!」イタオ「うん。【アマエ・ナマケ・...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第33話 心のインターネット

みんな「ねえねえ、イタオ。心の交流について、もう少し具体的に教えてほしいんだけど」イタオ「うん。オレたちが君たちと出会ったばかりのことを覚えているかい?」みんな「覚えているわ。毎日のように、一緒に遊んでくれたわよね」イタオ「うん。オレたちは、君たちを救いに来たのは事実だけど、それにはまず友達になることが先決だと思ったんだよ」みんな「( ・ω・)フムフム」イタオ「信頼関係を築かないと、人は心を開くことも、心...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第34話  小さな宇宙人アリ

みんな「ねぇねぇ 宇宙には様々な文明があるんでしょ? それならもっと色々な惑星に行ってみたいわ」イタオ「うん! その好奇心は向上心と学習意欲が出てきた証拠だね。もちろん好きなだけ連れていってあげるよ(^^)」みんな「やった〜♪」ズラ子「(  ̄ノ∇ ̄) ̄ー ̄)ヒソヒソ… それならあそこはどうかしら?」イタオ「う〜ん… あそこはまだちきゅきゅの人には受け入れ難い惑星かもよ^^;」ズラ子「そうかな〜」みんな「なになに? 二...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第35話  弱肉強食から共存共栄へ

イタオは1つの機関に連れてきた。イタオ「では、ここから見学しようか」みんな「ここは?」イタオ「ここは心臓部と呼ばれている機関」みんな「心臓部?」イタオ「(๑•᎑•๑)ウン 全ての存在へくまなく富を送り出す役割りを担当している部署」ズラ子「心臓は血液を送り出すでしょ? それと同じで、この機関が必要な富をを全存在に送り出しているの」みんな「(゚_。)?」イタオ「つまり、この星では全てを1つの生き物として見ていて、ここ...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第36話 ちきゅきゅによく似た星

みんな「イタオ! 私たち、もっともっと他の星を見てみたいわ」イタオ「(๑•᎑•๑)ウン もちろん好きなだけ連れて行ってあげるよ」ズラ子「フフフ… だいぶ他の文明に興味が出てきたみたいね。未知への欲求が強い人ほど成長が早いから、それはとても良い傾向よ(*^^*)」イタオ「たしかに… 成長の遅い人ほど未知や実体験、未経験を嫌い、同じ習慣や儀式的なことを盲目的に繰り返しているロボットだもんね(笑)バレンタインとかクリス...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第37話 ちきゅきゅ人から宇宙人へのシフト

みんな「この前行った、ちきゅきゅによく似た星の意味が分かったわ」イタオ「客観的に見れば本質的な部分がよく見えるだろ?」みんな「そうね。私たちも同じような間違いを犯していたことに気付いたわ」イタオ「では、今日はもっとちきゅきゅにソックリな星に連れて行ってあげるよ」みんな「もっとソックリな星?」イタオ「うん。では行こうか。さあ宇宙船に乗って」ズラ子「さあ、着いたわよ」みんな「??? 今回はずいぶんと早...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第38話 奪い合えば足らぬ。分かち合えば余る

イタオとズラ子の2人がいつもの場所で待っていると、トオルが1人でやってきた。司法関係に進みたいと言っていた、あのトオルだ。トオル「やあ」イタオ「あれ? 今日はトオル1人かい?」トオル「うん… 今日は聞きたいことがあって僕1人で来た…」ズラ子「聞きたいこと?」トオル「僕の父は警察官なんだけど、2人のことをお父さんに話したら、犯罪の無い世界を作るにはどうすればよいのかを宇宙人に聞いてきてくれって頼まれたんだ...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第39話 客観的視点が無いと、異常さに気付かない

みんな「前回のちきゅきゅを客観的視点で見るのは、とても勉強になったわ」イタオ「(o^-^)o ウンウン それが宇宙人の視点だからねもう、脱ちきゅきゅ人のレベルに達したかも知れないよ」ズラ子「全ては相対的だからね。ちきゅきゅ一つしか知らない間は、ちきゅきゅのことさえ理解出来ないしね。他の世界を知ったら、今度は自分の世界の客観視が重要なの」イタオ「自分の星のことは、意外と見えないものなんだよ。それを、ちきゅきゅの...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第40話 依存が退化の原因

みんなが、いつもの広場にやってきた。見ると、なんと!イタオがケン玉で遊んでいた。コンコン… ケンケン…みんな「あ! イタオがケン玉やってる!」「宇宙人がケン玉をやってるなんて意外(笑)」イタオ「やあ! みんな。これなかなか面白いよ」ズラ子「イタオは最近、ちきゅきゅのゲームに夢中になっているのよ。ケン玉とか野球とか」みんな「そうなんだ〜」イタオ「星によって物理法則が異なるから、それを学ぶにはケン玉のよ...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第41話 大きな愛の持ち主ほど、小さな命を大切にする

イタオたちがいつもの場所で待っていると、ゆきこが1人でやって来た。なにやら、重たそうな荷物を抱えている。ドサッ…ゆきこ「フゥ~ ああ 重かった…」イタオ「やあ! ゆきこちゃん。何を持ってきたの?」ゆきこ「これ全部プレアデスについて書かれた本よ」イタオ「プレアデスの本?」ゆきこ「(๑•᎑•๑)ウン 私、あれからプレアデスについてもっと詳しく知りたくなったから、関連本を買って読み漁ったの」イタオ「ほお…」ゆきこ「...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第42話 もしも過去生の全記憶を覚えていたとしたら

ゆきこ「あ! いけない! 忘れてた! あともう一つプリンに聞きたいことがあったのに…」イタオ「どんなこと?」ゆきこ「プレアデス星人は、過去生の記憶を最初から全て記憶しているって本当なのか」ズラ子「それも、本に書いてあったの?」ゆきこ「うん」イタオ「プレアデスに限らず、過去生の記憶は残っていることが当たり前なんだよ。でも、最初から全て記憶している人はいないだろうけどね」ゆきこ「そうなの?」イタオ「う...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第43話 人間になりたかったロボットと、ロボットになりたがる人間

今日のゆきこは、とても熱心だ。ちきゅきゅに帰ってきてからも、イタオたちへの質問は続いていた。ゆきこ「ねぇねぇ さっきのトランスヒューマニズムについて、もう少し詳しく教えて」イタオ「簡単に言えば、人間をロボット化する計画」ゆきこ「ターミネーターとか、ロボコップみたいな?」イタオ「いや、見た目は人間のままだよ。ただし、心の無い無機質な機械と化す」ゆきこ「う〜ん… でも、イタオたちの星にもロボットはいた...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第44話 宇宙人の援助は豚に真珠?

イタオたちの会話は、まだまだ続いていた。イタオ「はい、ゆきこちゃん。さっきは騙してごめんね(笑) 今度こそ本物のビィトンのバッグだよ」イタオは、ゆきこにバッグを差し出した。ゆきこ「え? 貰ってもいいの? ワーイᐠ(∗ᵔᗜᵔ∗)ᐟ どうも(人´∀`)ァリガト♪ あ! でも…」ジーッ…ゆきこは、念入りにバッグをチェックしている。ズラ子「アハハ… ゆきこちゃんは、スッカリ疑い深くなっちゃったわね(笑)」ゆきこ「だって、二度...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第45話 お金の無い世界を体験させてあげたい

今日はいつもにも増して、たくさんの子供たちが集まっていた。ワイワイ… キャピキャピ…みんな「私たち、明日から冬休みなの〜♪」イタオ「おお! それで、いつもよりも多く集まっているのか〜」ズラ子「みんな、冬休みは家族でどこかへ出掛ける予定はあるの?」サトコ「ウチはスキー旅行を予定してたんだけど、ダメになっちゃったの…」イタオ「どうして?」サトコ「お父さんの会社が、経営難でボーナスが出なかったの… それで…」...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第46話 メッセンジャーは進化のサイクルに合わせて現れる

イタオ「さあ、入ろうか。 この星で一番ディズニーランドに似てる遊園地だよ」みんな「わあ! シンデレラ城みたいなのがある!」イタオ「(๑•᎑•๑)ウン よく似てるよね」みんな「あっちに見えるのは、ビックサンダーマウンテン?」ズラ子「他にもスペースマウンテンや、スプラッシュマウンテンに似た乗り物もあるわよ」みんな「わあ! 本当にディズニーランドみたい!」イタオ「どれでも好きなものを好きなだけ乗っておいで。並ぶ...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第47話 絶滅危惧惑星レッカ

イタオ/ズラ子「やあ! みんなしばらく♪」みんな「ホントしばらくだね〜」「もう、この小説の連載が終わっちゃったかと思ったよ」ズラ子「それがね… なんと!作者が書くのを忘れていたらしいのよ… 読者から催促されて思い出したそうよ(笑)」みんな「("▔□▔)えぇ? 自分が連載している小説を、普通忘れる?」ズラ子「あの人は、普通じゃないのよ(笑)」作者「( ̄∇ ̄;) ハハッ…」みんな「じゃあ、またどこかの星に連れてって...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第48話 外側の闇ばかり見ていては、自分の闇に気付かない

イタオたちがいつもの場所で待っていると、トオルが1人でやって来た。司法の道を目指している、あのトオルだった。トオル「イタオ〜」イタオ「やあ! 今日はトオル1人かい?」トオル「うん… 実はお願いがあるんだ」イタオ「お願いって?」トオル「ツイッターで知り合ったライトワーカーグループにイタオたちの事を話したら、ぜひ宇宙人に会わせてほしいと頼まれたんだ」イタオ「そなんダァ(。•o•。) オレたちは別に構わないけど」...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第49話 撒いた種しか実らない

佐々木「では、具体的に何をすればいいのかを教えてほしい」イタオ「それは自分でお考え下さい… 安易に答えだけを聞くのはカンニングと同じです。それでは自分では何の解決策も出せずに他人に依存&期待するだけの人になってしまいます」佐々木「しかし…」イタオ「現に、今こうして宇宙人に頼っているではありませんか」ズラ子「それでは、他人を神輿に担ぎ、選挙や大量逮捕やGESARAなどを待ち続ける他力本願グループと同じです」...

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小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第50話 さようなら… ちきゅきゅ

それから数カ月が経ったある日のこと……………………………トオル「イタオ〜!」イタオ「やあ! しばらく!」トオル「イタオたちの事がインターネットで話題になっているよ! ちきゅきゅを救う救世主だって!」  イタオ「えっ? 悪の親玉じゃなかったの?(笑)」トオル「それが、イタオたちを救世主と崇めるイタオアーミーという組織が結成されて、今ブームになっているんだよ」ズラ子「イタオアーミー? 何だそりゃ _/\○ノ″ギャハハハハ...

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yutakasakurazawa

Author:yutakasakurazawa
支配者のいない自由な世界にするために
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