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学園小説【3年B組ゆた八先生】第1話 従わない勇気

キーンコーンカーンコーン♬ガヤガヤ…生徒A「チャイム鳴ったぞ〜」生徒B「1時間目は、ゆた八っつぁんの授業か」…………………………ガラガラ…ゆた八「みんな、お早う!」生徒たち「先生、お早う!」ゆた八「よし! じゃあ今日も課外授業に行こうか♪」生徒たち「ワーイᐠ(∗ᵔᗜᵔ∗)ᐟ」「先生! 今日は、どこに行くの?」ゆた八「今日は、天気がいいから利根川の土手に行って昼寝でもしようか」生徒たち「おお!」…………………………クラス一同は、利根川...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第2話 生きるために必要なこと

ゆた八「では、授業を始めます。今日は生きるために必要な事です」生徒たち「それは、やっぱりお金を稼ぐことじゃない?」ゆた八「さぁ… それはどうかな…」生徒「だって、お金が無くちゃ生きていけないじゃん…」ゆた八「君たちは、いずれ社会に出ることになる。そこで、嫌な思いをすることもあるだろう。例えばブラック企業に入ってしまったり、セクハラやパワハラをされたりなど。でも、大半の人は、食いっぱぐれる事を恐れて我...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第3話 自由=型破り

ガラガラ…ゆた八「みんな、おはよう!」日直「起立! 気を付け! 礼!」ゆた八「あ! それいいから」日直「え?」ゆた八「オレには そういうの要らないから」生徒たち「???」ゆた八「決まりきった習慣は、やらなくていい」美奈子「でも… 挨拶や礼儀は大切だと思いますけど」ゆた八「その通りだ。でも、起立、気を付け、礼なんてただの儀式だろ? それに軍隊教育でもあるんだよ」美奈子「…」ゆた八「人の命令で、行動を統...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第4話 本物を知ってニセモノだと気付く

ゆた八「では、授業を始めます」生徒たち「先生! これなに?」それぞれの机に豆腐、醤油、味噌、納豆の4品が乗っていた。ゆた八「これは、みんなへのプレゼントだよ」生徒たち「プレゼント?」ゆた八「うむ。オレが大豆から全て手作りで作ったものばかりだよ」生徒たち「おお〜」ゆた八「まずは、豆腐を一口食べてごらん。何も付けずにね」生徒たち「ハム…」「ムシャムシャ…」「モグモグ…」美奈子「先生! ウソはやめて下さい!...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第5話 自分で決めなかった事は、後で後悔する

ホームルーム中…美奈子「先生! 三者面談の時期ですけど、ウチのクラスはどうなってるんですか?」ゆた八「ああ… それ、ウチのクラスは無しだ」美奈子「えええええー?」生徒は「ガヤガヤ…」ゆた八「自分の進路を、自分で決めるのは当たり前だろ」美奈子「そうかも知れないけど…」ゆた八「自分の人生を自分で決めなくて、いったい誰に決めさせるつもりだ?」美奈子「…」ゆた八「自分の人生は、誰にも介入させてはならない。たと...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第6話 フィクションとは、現実化の第一歩

美奈子「先生! 読者の方からお便りが届いています!」ゆた八「おお! ついにオレにもファンレターが来るようになったか(^^)」美奈子「いえ… ファンレターではなくて、ゆた八先生はなぜクビにならないのですか?」という質問です(笑)ゆた八「ハハハ… そんなの決まってるだろ。この物語はフィクションだからだ(笑)」美奈子「それを言ってはお終いでしょ(笑) マジメに答えて下さい」ゆた八「ハハハ… ではマジメに答えよ...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第7話 命を奪うことに心が痛まない人は、頭も心も死んでいる

キーンコーンカーンコーン♬ガラガラッ…ゆた八「みんなお早う!」生徒たち「先生お早う!」ゆた八「今日はテストをおこないます」生徒たち「(*´・д・)エェェ~ テスト〜?」美奈子「どうせまた変なテストなんでしょ?」ゆた八「変なのはオレじゃない。学校で普通に行われているテストに何の疑問も感じないヤツの方がよっぽど変だ」美奈子「………」ゆた八「何の役にも立たない。何の必要性も無い。人として何の向上にも繋がらない。無駄で...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第8話 地球は丸ごと発電所だった?!

ゆた八「みんな、お早う!」生徒たち「先生、お早う!」ゆた八「今日は社会の授業をします」美奈子「社会??? 先生は国語科の担当でしょ?」ゆた八「そういえば、そうだったな(笑)」美奈子「フツー、自分の担当を忘れる?」ゆた八「我が辞書に【フツー】の文字は無い(笑)」生徒たち「アハハꉂꉂ(ᵔᗜᵔ)」美奈子「まあ、でもやっと授業をする気になったみたいだから、それでよしとするわ…」ゆた八「そうか( ^^ ) では美奈子の...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第9話 あなたはいくつ分かりますか?

キーンコーンカーンコーン♬ガラガラッ…ゆた八「みんな! おはよう!」生徒たち「先生おはよう!」ゆた八「今日はテストを行ないます」生徒たち「テスト?」美奈子「どうせまたヘンな問題を1問出すだけなんでしょ?」ゆた八「フフフ… 今日のテストは無限にある」美奈子「無限???」ゆた八「うむ。だが、時間が掛かりすぎてしまうから数を絞った。では始めよう」●第1問□に入る数字は何でしょうか。55+35-22=□●第2問今日は日曜日...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第10話 ゆた八からのプレゼント

みんなの机の上には封筒が置かれてあった。生徒たち「先生! この封筒なに?」ゆた八「これは、みんなへのプレゼントだ。おうちの人に渡してほしい」美奈子「え?! 私たちへのプレゼントなのに、おうちの人に渡すの? どういうこと?」ゆた八「これは、みんなを守るために親宛に書いたものだ。だから、おうちの人に見せてほしい」その封筒の中には、ゆた八からのメッセージが書かれたプリント用紙が入っていた。…………………………【保...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第11話 1人でもノーと言える人が改革者

昼休み中…ゆた八「_/\○ノ″ギャハハハハ 何だこれ マジなのか ネタなのか」美奈子「先生 何を見てるの?」ゆた八「これを見てくれ 校則について検索したら、ネタの宝庫だった(笑)」美奈子「これはちょっと…」ゆた八「もっとイミフなものもあるぞ(笑)」美奈子「男女で能取湖って何? 六本木は体育館て何?」ゆた八「サッパリ分からん(笑)」ゆた八「オレの通った中学には前髪は眉毛の上になければいけないとか、カバンの厚さは...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第12話 間違いから学んだ教訓が自律心や自制心や理性を養う

職員室…美奈子「先生! 大変です! 教室で男子がケンカをしています!」ゆた八「そうか… で、誰と誰がケンカしてるの?」美奈子「タクヤとカズヤです!」ゆた八「タクヤとカズヤ?! アイツら双子だろ?」美奈子「はい。一卵性双生児です」ゆた八「で、ケンカの理由は?」美奈子「二人の主張を簡単にまとめると」「俺の方がイケメンだ!」「俺の方がファンが多い!」「俺の方が身長が3ミリ高い!」「俺の方が6時間先に生まれて...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第13話 進学でも就職でもない第三の進路

キーンコーンカーンコーン♬ゆた八「さあ、今日も終わりだ。みんな、またマタ明日ッ~♪ ヾ(*' '*)」生徒たち「先生さよなら〜」「( 。•ᴗ• )੭⁾⁾バイバイ」…………………………キヨシ「先生… ちょっといいかな…」ゆた八「どうした?」キヨシ「ボク… 家出しようと思うんだ…」ゆた八「何かあったのか?」キヨシ「進路のことで親とモメちゃって…」ゆた八「ふむ…」キヨシ「ボク… 進学も就職もしたくないんだ…」ゆた八「なるほど…」キヨシ「ボクも先生...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第14話 いつでも帰れる場所

昼休み中…ゆた八「_/\○ノ″ギャハハハハ」美奈子「先生、なに笑ってるの?」ゆた八「FIREタブレット買ったんだよ」美奈子「うん」ゆた八「それで今Alexaを困らせて遊んでいるところだ」美奈子「あん? (゚_。)?」ゆた八「Hey Siri!」Alexa「私はSiriではありません」ゆた八「OK Google」Alexa「私はGoogleでもありません」美奈子「何をやってるんだか(笑)」ゆた八「1+1=?」Alexa「2」ゆた八「英語では?」Alexa「ツー」ゆた八「スワ...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第15話 最善、最良、最適

ゆた八「みんな、お早う」生徒たち「先生、お早う」「フガフガ…」見ると何人かの生徒の口にガムテープが貼ってあった。ゆた八「( ﹡• 。•﹡)? どうしたんだ? そんなもの貼って。今流行ってるの?」美奈子「違うんです。さっき生活指導の鬼塚先生が来て、マスクを忘れた子は今日一日口にガムテープを貼っておくように」って…ゆた八「なんてヒドイことを… 構わん、外しなさい」美奈子「外したら怒られます…」ゆた八「ゆた八から...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第16話 建国宣言?!

⚡⚡⛈ ピカッ! ゴロゴロ… ヽ`、ヽ``、ヽ``、ヽ`、ヽ`ヽ`、、ヽ`ヽ`、ヽ``、ヽ`、ヽ`ヽ`、、ヽ`ヽ`、ヽ```ヽ`、、ヽ`ヽ`ゆた八「スゴイ雷雨だなぁ スッカリ濡れてしまったよ」 キヨシ「あ! 先生、おかえり」ゆた八「ただいま」キヨシ「はい、バスタオル □ヾ(・ω・`。) フキフキ」ゆた八「ありがとう」キヨシ「大変だったね」ゆた八「うん。でもこれで空気がキレイになる」  キヨシ「あ、そうか! そうい...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第17話 ゆた八白熱教室

キーンコーンカーンコーン♫ガラガラ…ゆた八「みんなお早う」生徒たち「先生お早う」ゆた八「今日は君たちの頭を大幅にパワーアップさせるための授業をします」生徒たち「大幅にパワーアップさせる? そんな方法あるの?」ゆた八「ある。 その方法は自分の頭で考えることだ。 頭は使わない限り、成長しないからな」生徒たち「そんなの当たり前じゃん」ゆた八「本当に当たり前か? 自分の頭で考える人なんて見たことがあるか? ...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第18話 人間脳を去勢されて爬虫類脳しか使えない現代人

キヨシは、ゆた八と3ヶ月暮らしたことで、もう自給スキルと知識をマスターしていた。そして料理までも出来るようになっていた。…………………………ゆた八「ただいま〜」キヨシ「先生、おかえり〜 ご飯作っておいたよ〜 さあ食べよう」🍳🍲🍛🍜🍝🍣🍢🍤ゆた八「お! スゴイな! もう料理まで出来るようになったのか!」キヨシ「σ(*´∀`*)ヘヘッ おかげさまで」ゆた八「子供の成長って早いよなぁ。 ウチに来た当初は、何も出来なかったのにな」キ...

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学園小説【3年B組ゆた八先生】第19話 スピリチュアル2世問題

キーンコーン カーンコーン♬ゆた八「よし! 今日も終わりだ。 みんなまた明日な〜」生徒「先生サヨナラ〜」「バイバイ」「また明日ね〜」と、そこへ一人の女生徒が近寄って来た。江原美輪子えはら みわこ「先生… ちょっと、いいかしら… (◞ ‸ ◟)」ゆた八「どうした美輪子。 元気無さそうだな。 何かあったのか?」美輪子「私も家を出て先生の家で暮らしたいの…」ゆた八「それは構わないけど、親の了承は取ってあるのか?」...

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