小説【楽園日本】序章 楽園作り始まる
- 2018/06/29
- 07:49
序章20XX年 某月 某日突如起こった大きな地殻変動で、日本の太平洋側の近海に新しい島が現れた!左右対称ではあるが、なんと日本列島ソックリの島だった!まるで鏡に映したかのように、何もかもが真逆な島だった。権力者たちが国際法上どこの国の領土になるのか等で、モメているうちにいち早くその島に乗り込み建国宣言をしてしまった無鉄砲な1人の男がいた。その名はミック。そう、前作【愛と自由の星 プレアデス探訪記】に登...
小説【楽園日本】第2章 悪いのは人ではない。システムや習慣なんだ
- 2018/06/29
- 07:52
第2章ミック「プリン! みんなを連れてきたよ。主にSNSで知り合った仲間数十人と、そのご家族の方たち」プリン「分かったわ。皆さんを総合施設にご案内して」…………………………プリンの挨拶と、島の簡単な説明が始まった。プリン「皆さん、初めまして! 私はプレアデスから来たプリンと申します。この島で快適に暮らせるようにお手伝いさせていただきます」仲間A「すごい! すでに充分暮らせるようになっているではないか。」仲間B「...
小説【楽園日本】第3章 自由な世界に支配者の居場所は無い
- 2018/06/29
- 07:53
第3章それから数カ月後、この島の噂を聞きつけ、続々と新たな住民がやってきたのであった。新住民たち「やあ! 噂を聞いてやって来たのだが、我々もここに住まわせてもらってもよろしいだろうか?」プリン「もちろんです。大歓迎いたします」新住民「それは、ありがたい! あれから日本は更に圧政がひどくなり、もうとても住める国ではなくなってしまった。消費税は100%に上がり、貧しい人から吸い上げ、金持ちにバラ撒く、...
小説【楽園日本】最終章 真の仲間のいる場所こそ、真に自由で、真の楽園
- 2018/06/29
- 07:55
第4章数ヶ月後…………………………プリン「ミック! 心配だから支配者たちの様子を見に行ってみない?」ミック「うん。僕もそう言おうと思っていたんだ。彼らだけでは食べ物さえ作れないだろうからね」プリンとミックは小型のシップで支配者たちの様子を見に行った。プリン「彼らを刺激しないように、不可視化して近付いてみましょうね」ミック「なぜ?」プリン「だって、私達が宇宙船で攻めてきたと勘違いされるかも知れないでしょ?」ミ...