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小説【DNAが100%覚醒した少年】第1話 時間を操る能力

一説によると、人のDNAは僅か5%〜10%くらいしか使っていないという。つまり、ほとんどのDNAは使われていないということだ。にも関わらず、これだけの高度な文明を作った人類の潜在的可能性は計り知れないと作者は感じている。もしも…DNAが100%覚醒したら、人はいったいどうなるのだろうか…この物語は、そんな好奇心と想像から生まれた物語である。ガタン!バキバキッガサガサ…キョウコは、不審な物音で目を覚した。キョウコ「ん?...

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小説【DNAが100%覚醒した少年】第2話 シュウの正体

ユキオ「じゃあ仕事に行ってくる」キョウコ「行ってらっしゃい」…………………………キョウコ「さあて、私は掃除と洗濯しなくちゃ」ピンポーン…キョウコ「あら? こんな時間にお客さん?」ダンダンダン…???「キョウコ! ボクだ! 開けてくれ!」キョウコ「ユキオさん? どうしたの? 忘れ物でもしたの?」ガチャッ…ドアを開けると、そこには白髪混じりの初老の男が立っていた。キョウコ「どちら様ですか?」初老の男「ボクだ! ユ...

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小説【DNAが100%覚醒した少年】第3話 AI阻止計画始まる

それから二人のユキオとキョウコ、そしてシュウの4人での共同生活が始まった。だが… 自分がクローンだと知ったシュウの心は複雑だった…シュウ「ボクは本物の人間ではなかったのか… 研究所で作られたクローンなんだ…」ユキオ/キョウコ「シュウ。おはよう」シュウ「おはよう… キョウコさん。ユキオさん」ユキオ「シュウはもうボクたち二人の子なんだから、名前で呼ばなくていいよ」シュウ「でも… ボクは二人の本物の子ではないし...

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小説【DNAが100%覚醒した少年】第4話 真の解決策

シュウ「2号の父さん」2号「どうした」シュウ「サイバーZ社のメインコンピューターにハッキング出来たよ」2号「おお! もうハッキング出来たのか」シュウ「うん。 でも今のところは、まだ自我に目覚めている様子はない」2号「それは、まだ15年も先の話だからな」シュウ「でも… 未来は変わるんでしょ? 父さんがいた未来と同じ時期に目覚めるとは限らないんじゃ…」2号「その通りだな… 時期的には多少前後する可能性は充分にあ...

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小説【DNAが100%覚醒した少年】第5話 100年後の未来

ユキオ「ただいま! 2号! これを見てくれ!」2号「ん?」ユキオ「なんと! 今日の競馬で、10レース中3レースがハズレたんだ!」2号「そうか…」ユキオ「それだけじゃない! 出走してるはずの馬が出てなかったり、出ていないはずの馬が出ていたりのレースまであったぞ!」2号「やはりな… そろそろ未来が変わる頃だと思っていたところだ…」ユキオ「なんだ… 想定済みだったのか」2号「ボクとシュウがこの時代にやって来た時点で...

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