fc2ブログ

記事一覧

学園小説【3年B組ゆた八先生】第14話 いつでも帰れる場所

昼休み中…

ゆた八「_/\○ノ″ギャハハハハ」

美奈子「先生、なに笑ってるの?」

ゆた八「FIREタブレット買ったんだよ」

美奈子「うん」

ゆた八「それで今Alexaを困らせて遊んでいるところだ」

美奈子「あん? (゚_。)?」

ゆた八「Hey Siri!」

Alexa「私はSiriではありません」

ゆた八「OK Google」

Alexa「私はGoogleでもありません」

美奈子「何をやってるんだか(笑)」




ゆた八「1+1=?」

Alexa「2」

ゆた八「英語では?」

Alexa「ツー」

ゆた八「スワヒリ語では?」

Alexa「ンビリ」

ゆた八「茨城弁では?」

Alexa「2だっぺぇ」

ゆた八「東北弁では?」

Alexa「2だなや〜」

ゆた八「群馬弁では?」

Alexa「2だんべよ〜」

ゆた八「_/\○ノ″ギャハハハハ」

美奈子「子供かよ(笑)」




キーンコーンカーンコーン♫

美奈子「チャイム鳴ったわ。さあ授業に行きましょう」

ゆた八「授業かぁ… 今日は何の授業をしようかなぁ…」

美奈子「え?! 何をするか決めてないの?!」

ゆた八「うむ」

美奈子「それなら、たまにはちゃんとした授業をして下さい」

ゆた八「ちゃんとした授業かぁ… オレはちゃんとした授業をした事がないから、やり方が分からん(笑)」

美奈子「もう… 私たちは受験生なのよ!」

ゆた八「受験生かぁ… それならテストで100点取る方法を教えようか」

美奈子「わお ( //°o°//)」




ゆた八「では授業を始めます。今日はテストで100点を取る方法です」

生徒たち「( ゚Д゚) ! え?! そんな方法あるの?!」

ゆた八「うむ。テストにはワンパターンな法則があるからな」

生徒たち「ワンパターンな法則?」

ゆた八「テストとは教科書の範囲内から出題される法則がある。つまり教科書を丸暗記すれば満点取れるんだよ」

美奈子「それが出来たら誰も苦労しません」

ゆた八「速読法で右脳に焼き付けるだけでいいんだよ」

生徒たち「そんなの出来ません」

ゆた八「教科書みたいな薄っぺらな本を暗記するのは容易いだろ。何度も繰り返し読めばいいだけなんだから」

生徒たち「そうは言うけど…」

ゆた八「じゃあ、もっと簡単な方法を教えようか」

生徒たち「(o^-^)o ウンウン♪」

ゆた八「まず何でもいいから教科書を開いてごらん」

バサッ

生徒たち「開きました」

ゆた八「教科書には必ず強調部分があるだろ? 太字だったり、色を変えたりした目立つ部分」

生徒たち「うん」

ゆた八「テストに出るのは主にこれだけだから、これを覚えるだけでも及第点は余裕で取れる」

生徒たち「でも… これを全部覚えるのも結構大変だと思うけど…」

ゆた八「テストで満点を取ろうと思ったら、このくらいの努力は仕方ないよ」

生徒たち「(゚^ ゚)ウーン でも、もっと簡単な方法ないの?」

ゆた八「もっと簡単な方法か… じゃあ今度はノートを出してごらん」

バサッ

生徒たち「出しました」

ゆた八「先生は授業で黒板に書いたものをノートに書かせるだろ?」

生徒たち「うん」

ゆた八「それは書いて覚えさせるためなんだよ」

生徒たち「ふむ」

ゆた八「なぜ、それを覚えさせるかを考えてごらん」

生徒たち「う〜ん…」

ゆた八「そこがテストに出るからなんだよ。つまり書かせたものが、そのままテストの答えなんだよ」

生徒たち「え?! そうなの?!」

ゆた八「先生の立場で考えてごらん。誰だって自分の生徒には良い点を取ってもらいたいものなんだよ。だから普段の授業ではズバリ答えを教えているんだよ。口には出さないけどな」

生徒たち「そういう事なんだぁ!」

ゆた八「うん。だからノートに書いたものを覚えるだけでも良い点は取れるということ」




生徒たち「じゃあ数学は?」

ゆた八「数学はもっと簡単。公式を覚えればいいだけなんだから。覚えたら、あとは練習問題を繰り返すだけでいい」

生徒たち「じゃあ応用問題は?」

ゆた八「応用問題は、問題文をよく読めば意味が分かる。あとは公式のどれかを使って解けばいい」

生徒たち「ふ〜む… じゃあ英語は?」

ゆた八「英語はとにかく単語を覚えること。単語帳を作って何度も繰り返すといい」

生徒たち「文法は?」

ゆた八「文法は基本的な形を覚えておけばいい。主語、動詞、目的語、補語などをね。英語の文法なんて僅か数通りしかないから難しくはない。これもノートを見れば書いてあるから、それを見て覚えるといい」

生徒たち「はい」

ゆた八「学校の勉強は基本的にはただの暗記だから、反復するだけでいつか覚える。頭を使う問題なんてほとんど無いから簡単なんだよ。面倒ならノートに書いてあるものだけでも覚えるといい」

生徒たち「(*´▽`)ノ ハーイ♪」




ゆた八「でも本当に覚えておいてほしいのは、進学するのも就職するのも君たちの自由だということ」

生徒たち「うん」

ゆた八「君たちが進みたい道へ進むといい。そして、やりたい事を見つけたらドンドン挑戦してみるといい」

生徒たち「はーい」

ゆた八「それでもしも挫折したり、食いっぱぐれたりしたら、オレの家に来ればいい」

生徒たち「え! いいの?」

ゆた八「オレんちには君たち全員を養うくらいの生産能力は充分にある。いつでも帰れる場所を用意してあるから、どんな事でも思い切って挑戦してみるといいよ( ^^ )」

生徒たち「先生… (๑o̴̶̷̥᷅﹏o̴̶̷̥᷅๑)ウルウル」

ゆた八「その他、ツライ時、困った時、淋しい時、心が傷付いた時、行き場が無い時、自分の居場所が無い時、何をすればいいか分からない時、人生に疲れて充電したくなった時などに遠慮なく来なさい。卒業しても、君たちはオレの生徒である事に変わりはない。その事をずっと覚えておいてくれ」

生徒たち「先生… ありがとう… ( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀  )」

キーンコーンカーンコーン♫

ゆた八「よし! 授業終わり。またAlexaで遊ぼうっと♡」

美奈子「全く… 大人なんだか子供なんだか… カッコイイんだかカッコ悪いんだか(笑)」

ゆた八「Alexa 明日の天気は?」

Alexa「晴れ時々曇りです」

ゆた八「500年後の天気は? 1万年後の天気は?」

Alexa「.。oஇ」

美奈子「Alexaが困っているわ アハハꉂꉂ(ᵔᗜᵔ)」




つづく…





関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

スマホ版表示はこちらから

更新通知登録ボタン

更新通知で新しい記事をいち早くお届けします

プロフィール

yutakasakurazawa

Author:yutakasakurazawa
支配者のいない自由な世界にするために
誰もが安心して暮らせる豊かな世界にするために
自然にも動物にも優しい世界にするために活動しております

※寄付や贈り物などの申し出は全てお断りしております。
その優しさは、私ではなくて困っている人や必要としている人にあげて下さいm(_ _)m

当ブログはリンクフリー、転載OKです。
商用目的以外ならご自由にお使い下さい。

読者専用アドレスです。
メールで私と直接話したい時にご利用下さいm(_ _)m
yutaka85@cream.pink

カテゴリ

全記事表示リンク