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小説【異次元治療院 Dr.ゆたた】 第32話 活かせば長所。殺せば欠点

ゆたた「次の方どうぞ〜」

🚪ガチャリ

息津雷造いきづらいぞう「先日は姉が大変お世話になりました (_ _*)ペコッ 僕は弟の雷造と申します」

ゆたた「ああ、先日の共感型HSPの方の弟さんですか」

雷造「はい。 姉から勧められて来てみました。 ここの先生は、何もかもを分かってくれるからって」

ゆたた「ということは、あなたも共感型HSPなのですね?」

雷造「そうなんです… 僕は人の気持ちを感じ取ってしまうので、人の多い所が苦手なんです… 学校とか会社勤めとか…」

ゆたた「なるほど」

雷造「それで商売を始めてみたのですが、お金を受け取れなくて…」

ゆたた「なるほどね! よく分かりますよ」

雷造「え?! 分かるのですか?」

ゆたた「はい。 共感型HSPの人は対価を受け取ることに強い抵抗を感じるのです」

雷造「そ、そうなんです! その人がそのお金を稼ぐためにどれだけ大変な思いをしたのかを考えると、お金なんて受け取れなくなってしまうのです…」

ゆたた「でしょうね。 相手の苦労が見えてしまうからね」

雷造「そうなんです。 本当はもっと寝ていたいのに朝早く起きて、支度をして、行きたくもない会社に行って、会いたくもない同僚と、やりたくもない仕事をして、我慢しながらやっと稼いだお金を受け取るなんて… 僕には、そんなヒドイ事は出来ません (๑o̴̶̷̥᷅﹏o̴̶̷̥᷅๑)うぅ…」

ゆたた「よく分かりますよ。 あなたも本物の共感型HSPですね」

雷造「でも… お金を稼がないと生きていくことが出来ないのも現実です… 僕は… いったいどうすればいいのでしょうか…」

ゆたた「厳しいようですが、答えを出すのは自分自身です。 自分の人生を決めるのも自分自身です。 安易に他人から答えを貰うのは自分のためにはなりません」

雷造「はぁ…」

ゆたた「私にしてあげられることは、答えを出すためのお手伝いくらいです。 では診察室へどうぞ」




🚪ガチャリ

🦖「ギャース!」

🦖「ガオー!」

🦖「ウガー!」

雷造「え?! あれは! もしかして恐竜?!」

ゆたた「そうです」

雷造「凄い迫力ですね (||゚Д゚)コワ…」

ゆたた「見ての通り、ここは弱肉強食の世界です」

雷造「はい」

ゆたた「では考えみて下さい。 弱肉強食の世界で必要なものは何ですか?」

雷造「それは… やっぱり… 力ではないでしょうか」

ゆたた「その通りです。 生きるためには力が必要です。 では逆に、必要無いものは何ですか?」

雷造「必要無いもの? う〜ん… 何だろう」

ゆたた「愛や、思いやりや、優しさ、温かみ、慈愛や慈悲。 そして共感能力なんです。 生きるためには命を奪うしかない世界だからね… だから容赦の無い凶暴さが問われる世界なんです」

雷造「あ! そういう事なんだ!」

ゆたた「分かったようですね。 あなたが生きヅライ理由が」

雷造「はい…」

ゆたた「あなたが間違っているわけではなくて、社会が間違っているのです。 人として正しい人ほど、現在の弱肉強食社会では生きヅライのは当然なんです」

雷造「そういう事なんですね」

ゆたた「あなたは、人として正しい道を生きているのです。 だから対価を受け取れなかったのです。 そんな心優しい自分を否定しなくていいし、ダメなヤツなどと思わなくていいのです」

雷造「はい( ^^ )」

ゆたた「あなたは貧乏なのではなくて、心が豊かなんです。 でも心の無い世界では、物質的豊かさだけに価値があると人々は思いこんでいます」

雷造「ふむふむ」

ゆたた「現代社会で生きやすい人は、容赦の無い強欲さのある人だけです。 まだ弱肉強食の恐竜のようなものなんです。 ロクデモナイフェラーとか、デビルゲイツとか、竹の子平蔵とか、ホラエモンとかね。 これは説明不要でしょ」

雷造「はい…」

ゆたた「その他、政治屋や宗教屋や大企業や商売人や暴力団や詐欺師や泥棒やスピ屋やデマ屋などのように、人から奪うことを何とも思わない愚鈍な人が生きやすいだけなんです」

雷造「ふむふむ」

ゆたた「たしかに、あなた方の世界は技術的には大きく進化してきました。 でも… 精神的には恐竜時代と大して変わっていなんです」

雷造「だから生きヅライんだぁ…」

ゆたた「天使がケモノの世界で生きやすいわけがないでしょ? 簡単に言えば、こういうこと」

雷造「よく分かりました!」




ゆたた「では次に別の世界を見てみましょう」

🚪ガチャリ

ゆたた「ここは天使の住む世界です」

雷造「天使?」

ゆたた「はい。 ここには清らな天使しかいません。 支配も搾取も暴力も邪な考えも一切存在しない、天国のような世界です」

雷造「ワァー (๑╹ᗜ╹) ここでなら僕でも暮らしやすそうだ」

ゆたた「では考えてみて下さい。 この世界で問われる能力は何だと思いますか?」

雷造「それは… え〜と… う〜んと…」

ゆたた「愛や、思いやりや、優しさ、温かみ、慈愛や慈悲。 そして共感能力なんです」

雷造「あ! なるほど! つまり真逆の世界なんですね!」

ゆたた「そういう事です。 ここではあなたの能力は必須能力なんです。 逆に凶暴さや強欲さや、対価を欲しがる心の貧しさは邪魔になるだけです」 

雷造「よく分かりました」

ゆたた「つまり、生きヅライ人というのは、合わない世界に住んでいるだけなのです」




ゆたた「でもね。 天国を創れるのは天使だけなんです」 

雷造「ああ、なるほど!」

ゆたた「あなたのような共感型HSPの人は、その天国を創るために必要な存在なんです。 生きヅライ社会から、生きやすい社会に変えるためにね」

雷造「はい!」

ゆたた「お金を受け取れないのなら、お金が無くても暮らせるスキルを身につけるとか、お金の無い社会制度を創るとか、いろいろ創意工夫をしてみるとよいでしょう」

雷造「はい!」

ゆたた「自分たちの住む世界を創造するのは自分たちなんです。 それをしてこなかったから、トカゲに都合のよいケモノ社会を創造されてしまっただけのこと」

雷造「そんなに単純な理由だったんだぁ」

ゆたた「あなた方の世界の教育は、創造の仕方も、創意工夫力も、問題解決能力も、何も教えないからね」

雷造「だから何も変わらないんだ?」

ゆたた「そうです。 だからお金や人や社会に依存するしかない人が溢れかえってしまったのです。 そうなるように仕組まれているからね」

雷造「ふ〜む…」

ゆたた「支配層は民を依存させておくことでしか支配出来ないから、本当に必要なことは絶対に教えないんです」




雷造「おかげで心が軽くなりました( ^^ )」

ゆたた「それはよかった!」

雷造「実は… 今までにスピ屋やカウンセラー屋などをいくつもハシゴしたのですが、何か腑に落ちなくて…」

ゆたた「でしょうね。 あなた方の世界は、せっかくのその優秀な共感能力を捨てさせようとするからね。 鈍感力だとか、罪悪感なんて捨てなさいとか」

雷造「そうそう! そうなんです」

ゆたた「我々の世界では共感能力は才能として認識しているので、それを前向きに活かすことを考えます。 でも地球では欠点や障害としての認識なので、殺すことを考えてしまうのです」

雷造「ははあ。 認識が真逆なんですね」

ゆたた「合わない人を、合わない世界に合わせようとするのが地球式だからね。 だから腑に落ちなかったのです。 だって丸いものを三角形の型にハメようとしているのだから心が納得するはずがないでしょ。 丸いものは丸くていいのです。 あなたはあなたのままでいいのです。 それを作り変えようとするのがスピ屋やカウンセラーなんです」

雷造「そういう事かぁ。 だから腑に落ちなかったんだぁ…」

ゆたた「心が納得しなかったでしょ? それはあなたをあなたではない別物に作り変えようとさせるニセの解決策だからです」

雷造「なるほど! 納得」

ゆたた「そんな事をしても根本的に解決することはありません。 自分のままオンリーワンでいればいいのです。 たとえどんなに合わない世界にいたとしてもね。 あなたは共感型HSPのままでいればいいのです。 あなたは何も悪くないのだから、それを変える理由など1ミリもありません。 その能力を前向きに活かすことを考えればいいのです。 それを殺すなんてとんでもない話です」

雷造「はい」

ゆたた「覚えておいて下さい。 これはスピに限らず、宗教や学校やその他どんな教えでもそうですが、あなたをあなた以外のものに作り変えようとしたり、能力を殺すことを勧める教えは全てニセモノです。 賢人や善人はどんなものも前向きに活かすことをお勧めするものだからね」

過去記事 障がいを長所に変えた強者たち




つづく…

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コメント

私も息津雷造です(^^)

こんにちは♪

今回のお話も私そのものだったので、とても良く理解出来ました。

今まで、お金や贈り物を受け取るのにとても抵抗があり、
どうしてなんだろう?
私の中にどんなブロックがあるのだろう?
とずっと疑問に思っていました。

お金や贈り物を当然の様に受け取れる人をとても羨ましく感じてもいました。

でも、共感型HSPの特徴のひとつだと教えて頂き、気持ちがすっきりしました。

ありがとうございました。

私は、特にお金を頂くのがとても苦手です。
私は、お金が無くても全然平気なんです。
その方ご本人が、そのお金を使って、欲しいものを買ったり、美味しい物を食べたりして、幸せを感じてほしいと思うのです。

でも、沢山の保護犬のお世話をしていると、
今まで満足に餌も与えて貰えなかったこの子達に、美味しい物を沢山食べさせてあげたい、
具合の悪いときは、動物病院に連れて行って、治せるものなら治してやりたい
と思うと、どうしてもお金が必要になってきます。

そこで、考え方を変えました。

自分の為なら、受け取ることは、難しいのですが、私の所に来てくれた保護犬たちの幸せの為にお金を有り難く頂こうと思います。


ご近所からお野菜なども頂くのですが、真夏の暑い日も汗水垂らして土を耕し、真冬の北風がふく寒い日にも種まきをしている姿を見ているので、お家に持って帰って、ご家族で夕飯を囲んで欲しいと思うのです。

でも、この記事を拝見させて頂いて、考え方を変えることが出来ました。

私は、贈り物をすることが、大好きなんです。
その理由は、相手の方が喜んでくださると、私もとても嬉しいからです。

ご近所の方も、私の喜ぶ姿が見たいから、お野菜をくださるのかもしれません。

これからは、遠慮するよりも、勇気を出して、素直に心の中の嬉しさや喜びをお伝えしたいと思います。

今日は、沢山の気付きを与えて頂き、本当にありがとうございました🍀

Re: 私も息津雷造です(^^)

こんにちは(^^)

共感型は利他的なことに喜びを感じるので、相手を喜ばせたいんですよね。
そのため与えることを好みます。
でも受け取る時には相手の苦労を感じ取ってしまうので、受け取ることに抵抗を感じてしまいます。
恐竜と真逆ですね(笑)
でも恐竜は絶滅しました。
これからそれと同じことが起こると思います。
次の時代に相応しい存在が残って新しい時代を築いていくはずです。
共感型の人が活躍出来る与え合いの時代へとね( ^^ )

息津雷造

自分もお金のこの部分、サービス業で水中器材の整備とかやってた時とかもお金が取りにくいとかありました。
というのも、誰一人としてこのサービスに関しては価格設定をしていなかったから。それにより完全に自分の裁量に任されていたことでお金を取るとかも相当苦労しました。(物によっては欠陥品もあって不具合多発。)

しかも上司は直接個人での取引は利率が100%で取れるから可能なら仕事を受けたいと考え、リスクとしては問題が起こると仲介のショップが入っていないので作業者が解決しなければならないという最大のデメリット付き。通常のメーカーならば極力回避していることです。言い方が悪いですがカネに汚いとカネでしか見ていない感じでした。

お金を取れと言われても取れない。そこまで言うなら価格表を作れと思いましたが、結局何もありませんでした。営業と部門の狭間にいたような感じだったから色々と板挟みも原因でしょうか。
しかも純メーカーではあるものの、カシオとか大手メーカーは容赦なく1年過ぎたら状況に関わらず有償、それぐらい容赦がないレベルでしたが、自分には無理でした。

しかも、想定よりも短い寿命であろうとも配慮もなしというのが自分には曲げることができませんでした。欠陥品を認識していながらそれはできません。温情もなしでそういう対応は、割り切れなかったんですよね。ただ直すだけならもしかしたら、今もその仕事やっていたかもしれません。
原因まではなんでなのか分かりませんでしたが、お金に興味がなかったのもあればそういう理由とか考えればやはり一致しますね。修理依頼の人も中には怒りが混ざっていることもあるでしょうから。

まあ、ある意味では、30万とかする物があって初期不良とかもあったりすることで、交換しろとショップ側も強氣なこともありました。色々とこの仕事を長くやったことで学べることもありましたが、自分は組織に所属するのは心底向いてないと感じました。電話応対も苦手でしたし、相手の顔が見えないから対応の仕方も本当苦労しました。

いまだにお金は貰いにくいままですが、不特定多数の場合なら置いておけば買ってくれる感じであれば抵抗はないものの、個人に対しては無理ですね…。仕事の依頼があっても見積もりが出しにくい。
だからこそ、絵とか描く場合はお金貰うほどじゃないと思ってる物に対しては勝手に描いて相手に送り付けるとかやっています。こういう場合は基本的に迷惑行為じゃないので好き勝手やれて楽しいんですけどね。

少し、考え方を変えられれば良さそうだと認識しました。

Re: 息津雷造

この競争社会で生きやすい人って、人からお金を平気で取れる人や、人を平気で蹴落とせる無神経な人だけだと思います。
つまり過度のエゴイストですね。
お金持ちを見ていると、心を全く感じません。
ビル○イツや竹○平蔵やホリ○モンとかね。
人として大切な愛や優しさや思いやりや共感能力などが欠落している人です。
毒チンを平気で打つ医師もそうですね。
これは人格障害と言ってもいいでしょう。

ダイスさんのお話は、人としてごもっともだと私は思います。
大切なのは心ですからね。
その心で判断したことが素晴らしいです。

心のある人ほど、心の無い世界では生きヅライものです。
本来は真逆なのにね。
この価値観をひっくり返して、心が優先される社会にしていきたいですね。

いつも読んでいただきありがとうございます( ^^ )

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