小説 【父ちゃんが遺してくれた聖書】 第7話 何かをやらされている時は、何かを去勢されている

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良子はムジントとの交流で、以前よりも性格が明るくなっていた。

良子「(*。・∀・)ラン♪」

ムジント「最近、波動が軽くなったね。 何か心境の変化があったんじゃない?」

良子「(*´ ˘ `*)ウフフ 私、気付いちゃったの」

ムジント「フム」

良子「学歴を放棄すれば、もう勉強をしなくてよいことにね」

ムジント「その通りだね」

良子「私、頭が良くないから、どんなに頑張ってもクラスで2〜3番目くらい。 学年では10位くらいにしかなれないの。 でもその位置をキープするために、毎日何時間も勉強していたの」

ムジント「それは大変だったねぇ… ( *ˊᵕˋ)ノˊᵕˋ*)ヨシヨシ」

良子「でも学歴を放棄したら、心が凄く軽くなったの。 そして自由な時間がたくさんたくさん増えたの♪」

ムジント「(o^-^)o ウンウン♪」

良子「いや、元々あった自由な時間を奪われていただけだと気付いたの。 学歴を手に入れるためだけのニセの勉強にね」

良子の目覚めはかなりのレベルに達していた。

良子「今までが如何にやりたくない事に無駄な時間とエネルギーを費やしていたかよく分かったわ」

ムジント「その通り。 必要ないもの(学歴)を得るために、時間とエネルギーを差し出していただけなんだ。 ここに気付くのが真の秀才。 真の100点だ。 💯」




でも人々が気付いてない事は、まだまだこれだけではない。

ムジント「思い返してごらん。 勉強をしてる時って、何を考えている?」

良子「そりゃ勉強でしょ」

ムジント「その通り。 家族や友だちや社会や世界全体の幸せや豊かさのことを考えていないんだ」

良子「フム…」

ムジント「もう一つ思い返してごらん。 テストを受けている時は、何を考えていた?」

良子「そりゃテストを解くことでしょ」

ムジント「その通り。 つまり、自分の事しか考えてないんだ。 これは利他的や普遍的の真逆。 だから愛や優しさや思いやりなどの神性から遠ざかる。 当然使わないものは成長しない。 むしろ退化してしまう。 これが大衆にニセの勉強をやらせる狙いの一つ」

良子「なるほど!」

ムジント「分かるだろ? こんなものを最低9年間もやらされるんだ。 だから自分の事しか考えない人間味の無い殺伐とした冷淡ロボットが増えてしまったんだ」

今さえよければいい。

自分さえよければいい。

金さえ儲かればいい。

こんな輩が大量発生してしまったのが現代。

社会が狂うのは当然のこと。

良子「言われてみれば、その通りよね… これは気付きにくい盲点だったわ」

ムジント「つまり学校の勉強とは、心の去勢なんだよ。 学校は愚民化教育の一つだからね」

「学校では、より良い人間になるようにとは教えてくれない。

ボクたちの教育は、内側の部分ではなく、外側のものばかりに、指導が向けられている。

そのためにすることといったら、ほとんどデータを暗記することばかり。

それも、幸福になるためとか、人生の高い意義を理解するためのデータというわけでもない。

そんなデータばかりで、頭をいっぱいにしたところで、深い意味のことは全く分からないし、内側では、何も変わらない。

ましてや、何の進歩もない」アミ小さな宇宙人





ムジント「ちなみに部活も同じこと。 思い返してごらん。 部活の時って、何を考えている?」

良子「う〜ん…」

ムジント「普段はレギュラー争い。 試合では敵に勝つこと、敵を倒すこと。 これだけのはずだ」

良子「うんうん…」

ムジント「これも愛や優しさや思いやりなどの神性を去勢されているだけ。 人々をケモノ化させるためにね」

「競争という一見、正しいかのような言葉で表されているけれど、これは単に、先史時代的なジャングルの法でしかないんだ。

進んだ文明には、同胞との競争は全く存在しない。

それこそ戦争や破壊の原因になりかねないからね」アミ小さな宇宙人



ムジント「これは学校だけではない。 他にもたくさんあるんだよ。 愚民化政策はぬかりがないからね。 たとえばスマホを見てる時、どの部分を使ってるか考えたことある?」

良子「そんな事、考えたこともないわ」

ムジント「だろ? 人は自分の行動の客観視をしないからね」

良子「たしかに…」

ムジント「では教えておこう。 スマホを見てる時は、僅かな視覚と、僅かな思考しか使ってないんだ」

良子「それだけ?」

ムジント「うん… 人間には五感があるのに、使うのはその中の一つ視覚だけ。 あとは僅かな思考くらい。 これも同様に愛や思いやりや優しさなどの神性を去勢されている状態なんだ」

良子「スマホって、意外と危険なのね…」

ムジント「うん… 支配層が与えたものを軽く見てはいけない。 こんなものを毎日何時間も使っていたら五感が退化し、感受性も鈍くなり、思考力も衰え、頭も心も無いロボットになってしまうから」

良子「まさにそうなってるわよね…」

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ムジント「その他どんな事もそうだが、何かをやっている時には『使っている部分』と、『使っていない部分』を考えるといい。 そうすれば、これらのワナに気付くから」

●学校の勉強

使うもの  暗記力
使わないもの 愛、優しさ、思いやり等

●部活

使うもの   競争心、敵愾心
使わないもの 愛、優しさ、思いやり等

●スマホ

使うもの   僅かな視覚、僅かな思考
使わないもの 愛、優しさ、思いやり等




作者より。

ここに挙げたのは、ホンの一例にすぎません。

愚民化政策のワナはそこら中に張り巡らされています。

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何をする時にも『使ってる部分』と『使ってない部分』を考えることです。

そうすれば物事の本質に気付くようになるし、与えられたものに安易に喰いつかなくなるはずです。

つづく。





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